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日本じゃありえないハプニングも!海外雑貨買い付け旅の醍醐味、教えます。

旅行好きのあなた。外国の雑貨を買い集めて、いつかお店を開いてみたいなぁ… そんな夢を持ったことありませんか?
 
今回は、昨年12月に開催したイベント「世界のおみやマーケット」で大好評だったトークショー「海外雑貨ショップの店長さん2人に聞く!リアルな買い付け事情、教えます」の様子をお届け。前回の記事に続き、より詳しい体験談を交えてお送りします。それでは、さっそくどうぞ♪

お話を伺ったのは、こちらのお二人!

qiao(チャオ)」店長・松田めぐみさん

アジア雑貨店qiao(チャオ)松田めぐみ
25歳の時に上海へ留学。帰国後は輸入キッチン雑貨店で販売員として経験を積み、2013年に「qiao」を開店。中国・台湾・マレーシアの商品を中心に取り扱う。

旅する雑貨 ゆいゆい堂 滋位庸介

旅する雑貨 ゆいゆい堂」店長・滋井庸介さん

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19歳で旅に目覚め、これまでに60ヶ国以上訪問。大学卒業後、中国四川省へ留学。現地の大学で日本語教師を務めた後、国内製造メーカーの海外営業を担当。2012年に「ゆいゆい堂」を開店。アジアの少数民族のハンドメイド雑貨を取り扱う。

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勇気を出して現地の暮らしに飛び込めば、貴重な体験ができる。

滋井さんは、買い付け旅で思い出に残ってるエピソードなどありますか?

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shigei
中国四川省に外国人が入れない町があって。でもどうしても入ってみたくて、正門から入らず山側からまわって入ったところ…警察に捕まってしまいました。(笑)

警察に捕まったんですか!? その後どうなったんですか。

shigei
パトカーに乗せられて、交番に連れていかれて尋問を受けました。なんとかチベット仏教徒の紳士に助けられて、ホテルに帰ることができました。

日本じゃなかなか無い体験ですね…。

「明日にはこの町を出なさい」と忠告されたんですけど、そのあとも懲りずに残って、さらに山奥の町を目指しました。(笑)

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その町をさらに奥へ行った先、標高4千メートルくらいに、修道院だらけの町があって。ところどころに中国共産党に焼き討ちされた所がまだ残っていたり、“鳥葬”(※)という風習が残ってるような、珍しい地域です。見晴らしの良い、すばらしい町でした。

※亡くなった方を鳥に食べてもらうことで、天に帰らせる葬儀

どうやってその場所を知ったんですか?

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中国人の友だちに聞いて行きました!話を聞くと行きたくなっちゃうんですよね。(笑)

好奇心旺盛ですね!そのほかにも記憶に残ってるエピソードはありますか。

ネパール・カトマンズで、物売りの女の子のお家に招待してもらったことです。彼女の家族は中国から出稼ぎに来ていて、6畳くらいの小屋に4人で住んでいました。鉄筋の入ってないレンガ造りで1日の4分の3は停電しているような状態なんです…。訪れたときも停電していて、ろうそくを点けてご飯を食べました。そんな貧しい状況なのにあたたかく迎えてくれて、とても嬉しかったです。

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別の意味で印象深かったのが…インドに行った時のこと。市場で知り合った自転車屋さんにコーヒーをごちそうしてもらったのですが…その3日後にお尻から血が出ました。(笑) 彼はカースト制度の下の方のランクだったみたいで、家が貧しく、水は自宅に掘った井戸水のものだったようです…。こんな経験したのも、今ではすっかり楽しい思い出です!

松田さんは、何か印象的なエピソードなどありますか?

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台湾のセブンイレブン前で目撃した光景なんですけど…21時になぜか人が集まってくるんです。

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現地の人に聞いたらゴミの回収車が来るから待っているとのこと。どういうことか分からないまま待ってみると…やってきたゴミ回収車にみんながゴミを放り込んでいきました!不思議な光景でした…。

台湾では、朝ではなく夜にゴミを回収するんですね。

matsuda
そうなんですよ。台湾の方は割と夜行性なので、夜遅くまで活動している印象です。普通のお店でも夜の0時までやっていたりします。朝は逆に弱くてみんな活動していなくて、11時から活動するかんじです。

 

絶品中華にカオマンガイ…買い付け旅の楽しみは…やっぱり食事!?

松田さんは、中国などよく行かれるそうですが…やっぱり食事はおいしいんですか?

matsuda
さすが本場、料理の味はとってもおいしいです!! でも日本の中華料理のイメージよりも、2ランクくらい下がった盛りつけなので、平気でお皿から料理がこぼれていたりします。(笑)この写真は上海の一般的な定食屋さんなんですが、お皿がほとんど割れています。こんなこともよくありますね。(笑)

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こちらはタイのカオマンガイで、2週間滞在してたら7回は絶対に食べます。甘辛いタレが絶妙においしいんですよ。

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左の写真が、台湾の新幹線に乗った時の駅弁です。白いご飯に揚げた豚肉と漬物が乗っかっています。味はおいしいんですけど、見た目が・・・茶色いですね。(笑)
右の写真は、旅先で出会ったオランダ人と台湾人と一緒に朝食を食べている様子。彼女たちとは今でも連絡を取り合っています。

 

好きなものでも、売れなかったら「次」がなくなってしまう。

買い付け旅で、苦労したことや辛かったことなどあったら教えてください。

shigei
僕が買い集める少数民族のハンドメイド雑貨は、メーカーものやブランドものなど機械で作られたものではないので、どうしても汚いものがほとんど。状態のよい雑貨を探しだすのは至難の業です。

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工場や買い付け客を相手にしているお店を探しても、小さな村だと売れそうなものはごくわずか。海外の商品の価値基準と日本の基準は全く違うので、そのことを念頭に品定めしないと苦労すると思います。

matsuda
そうですね。労力をかけて状態のよいものを買い付けられたとしても、その先も大変です。ネットショップに載せて、その商品が必ずしもそれが売れるかというと売れないこともあるんです。次の買い付けに行くにしても資金が必要なので、それは焦ります。

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売れなければ、いつになっても買い付けに行けず、同じ商品を並べることになってしまう。できるだけそういう事態にならないよう買い付け力というか、売れ筋や適性量を見極める感覚を養おうとしてます。ネットショップを開店してだんだんと分かってきました。

次の買い付けのためにも、どんなものをどれだけ仕入れるか、どうしたら売れるか…そこまで考えなくてはならないんですね。最後に、お二人の今後の目標や夢を教えてください!

shigei
いつかは実店舗を持って、お客さまと対面して販売したいなと思っています。質感であったり実際の見た色を、お客さまに伝えられるのは自分の言葉と商品だと思うので。
matsuda
もともと6年ほど販売員をしていて、自分のお店を持ちたいと思って独立をしたので、わたしも将来必ず自分のお店を持ちたいと考えています。

今後もお二人を応援してます! 滋井さん、松田さん貴重なお話ありがとうございました。

 

海外雑貨買い付け旅のポイントは…?

前回の記事では、買い付け旅で覚えておきたいコツをご紹介しています。いつか買い付け旅にチャレンジしてみたい方、必見の内容です。こちらもぜひご覧ください!

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前編はこちら

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