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この夏注目!インドの知恵が詰まった布雑貨ブランド「miiThaaii(ミーターイー)」が生まれるまで。

バリエーション豊かなマドラスチェックの布雑貨を展開するブランド「miiThaaii(ミーターイー)」。
今回は、このブランドの生みの親であり人気雑貨ブランド「fog linen work」の代表でもある関根由美子さんに、ブランド誕生にいたるまでのエピソードをご紹介します。

まずは「miiThaaii」のアイテム紹介から!

こちらのブランド、使われている布は南インドの男性の日常着「ルンギ」に使われているもの。

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薄手で風通しがよく、洗濯後の乾きが早いうえに、肌ざわりもばつぐんなんです。

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現在「miiThaaii」では、スカート、バッグ、ストール、ハンカチ、ピローケースを展開しています。

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マドラスチェックにひと目惚れ。関根さんとルンギの出会い

さて、miiThaaiiのアイテムをひと通り紹介したところで、関根さんとルンギの出会いについてお話を伺いましょう。

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「miiThaaii」を立ち上げた関根由美子さん。下北沢にある「fog linen work」の屋上にて

関根さんがルンギと出会ったのは、初めてインドを訪れた約10年前のことですが。

関根さん: 学生時代からプレッピースタイルが好きで、そのアイコン的な柄・マドラスチェックも大好きだったんです。インドでルンギを身につけた男性を見て生地にひと目惚れして、マーケットで生地を買えるだけ買って日本に持ち帰りました

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南インドの男性たち。

そうだったんですね!

関根さん: 持ち帰ったルンギの生地で何かできないかなと考えてはみたものの「fog linen work」で扱っているのはリネンのアイテム。ルンギはコットンの生地なので、両方を同時に手がけるのは難しいと感じました。それでしばらくは、デザインの参考資料として、ルンギの生地をときどき取り出しては眺める日々が続いたんです。

商品開発にすぐにはいたらなかったのですね。

 

誰もやらないならやってみようと、ついに生地の販売を開始!

関根さん: ルンギと出会ってからずいぶんと時間が経った昨年の夏ごろ、偶然まわりに新しい事業を始めようと考えている友人が数名いたんです。

おおっ!

関根さん: それでせっかくだから「ルンギを使ったビジネスをしてみない?」と提案してみたんですが、みんな歯切れの悪い返事で…(笑)

いい返事じゃなかったんですね。(笑)

関根さん: そうなんです。でも「こうしたら?ああしたら?」と提案しているうちに、自分の中で、どんどんルンギを使ったブランドのイメージが膨らんできたんです。

なるほど。

関根さん: もっとたくさんの生地を見れば、もしかすると誰かがイメージを具現化してくれるんじゃないかという淡い期待を持ちながら、ひとまずルンギの生地を1,000枚、インドから取り寄せてみました。

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南インドの中でも地方によってルンギの流行りの色は大きく違うそうです

すごい行動力です。

関根さん: ビニールに詰められた1,000枚の生地を袋から取り出し、1枚1枚洗濯して干すという作業をひとりでこなしていきました。

とても大変な作業ですよね…!

関根さん: はい。でも、その作業をとおして生地に対する愛着がどんどん湧いてきました。それで、誰もやらないなら自分で小さく始めてみよう!と、まずは下北沢にある「fog linen work」のお店に来てくれるお客さまへ、生地の販売を始めました。

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関根さん: だけど生地だけでは使い道が思い浮かばないみたいで、買ってくださったのはほんの数名だけ。ほとんどの方が「この生地でアイテムを作るときには教えてください」とおっしゃるので、インドにある生地の販売元に縫製をお願いできる工場はないかと聞いたところ、南インドのタミル地方にある工場を紹介してくださったんです。
 

猛スピードでカタチになっていく「miiThaaii」

ブランド名の由来はいったいなんでしょう?

関根さん: miiThaaii”とはヒンドゥー語で“お菓子”の意味ですが、これは私が手がけるメインの事業「fog linen work」と並行して、楽しみながらできるものづくりにしたいという気持ちを込めて名付けられたもの。スカートやパンツ、ワンピースなどの型は実際に自分で縫ってみたり、パタンナーさんとの相談の中で決まっていきました。

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そのあとはどんなふうに商品開発を進めていったんですか?

関根さん: 工場との打ち合わせや、サンプルのやり取りも進めていきました。アイテムのイメージを現地のスタッフに伝えるのにも苦労はありましたが、何より大変だったのは納期が読めないこと。できるだけ根気強く、納得のゆくアイテムが完成するまで何度も現地とのコミュニケーションを重ねました。

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今年の2月には、友人のカメラマン・ジェニーと一緒に、実際にルンギの布が織られている工場や縫製工場などを訪れました。これまでも何度か北インドには行ったことがあったんですが、南インドに行くのは初めてで。

そうだったんですね!

関根さん: 空港から工場のある街に着くまでは「リゾートに来たみたいだね!」とジェニーとウキウキしていたんですが、着いたら外国人がひとりもいないような田舎で、ホテルもレストランも外国人が使うような場所がなかったんです。現地の人に混ざって手でご飯を食べたり、裸足で過ごしたり。インドには慣れているつもりでしたが、これまでの旅は表面的なものだったんだなって思うような、どっぷりインド体験をしましたね。

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関根さん: 写真でmiiThaaiiのアイテムを着用しているのは現地の人たち。普段はこの生地をルンギとしてしか使用しないので、みなさんおもしろがって集まってきて、喜んでモデルを務めてくれました。

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インドの女性たちはサリーのようにキラキラした服がお好きなようで、「もっと豪華にしたほうがいいわよ」とアドバイスをくれる方もいました(笑)。カルチャーショックはたくさんあったけど、楽しい旅でしたね。

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ルンギと出会って以来、温めつづけた想いがようやくカタチになった「miiThaaii」の裏側には根気強いコミュニケーションや準備があったのですね。

 

最後には「いつも思いつきばかりで、行き当たりばったりなんです(笑)」と、はにかみながら話してくれた関根さん。
ルンギの生地をどんなカタチで生かすのかをずっと考え続け、実際に現地へ赴いてコミュニケーションをとり、根気強く現地の方と向き合われていることなど、プロとしてのこだわりが非常に伝わってくるインタビューでした。
関根さんの愛情がたっぷり注がれた新ブランドの、これからの展開が楽しみです。

(写真:jenny Hallengen)
 

この夏に取り入れたい、涼やかなマドラスチェック。
「miiThaaii」のアイテムを少しだけご紹介!

miiThaaiiのアイテムは、色合いや柄の大きさによってスカイブルー系アイスグレー系グリーン系パープル系ブラウン系ブルー(大柄)系の6つに分かれます。

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こちらは落ち着きのあるアイスグレー系

 
色合いの大まかな系統は6パターンから選べますが、実際の色柄は届くまでのお楽しみ
そんなドキドキワクワク感も、miiThaaiiの魅力のひとつなんです◎

SUMAN GATHER SKIRT

リラックスムード満点な膝下丈のギャザースカート。控えめなギャザーが夏らしい軽やかさを演出しながら、気になる体のラインをさりげなくカバーしてくれます◎

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BABA HANDKERCHIEF

男女を選ばないさわやかな色柄のハンカチ。ルンギの生地は軽くて乾きやすいので、汗をかきやすい夏も快適に使うことができます◎

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KANTI PILLOW CASE

夏のベッドルームの涼しげなアクセントとして活躍してくれる、マドラスチェックの枕カバー。さらさらと肌触りのいいコットンでできており、じっとりと汗をかきやすい熱帯夜もぐっすり眠れそう。

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BARAT SECOND TOTE

「ちょっとそこまで」のお出かけにぴったりのトートバッグ。Tシャツとジーンズといったシンプルな装いのアクセントとして活躍してくれます。

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商品の詳細はこちら

「miiThaaii」のアイテムはこのほかにもたくさん。
涼しげなマドラスチェック柄が、この夏をもっと楽しく、快適にしてくれるはずですよ。
 

今日ご紹介したアイテムは EDIT LIFE さんでお買い求めいただけます。

コンセプトは「立体編集」。東京、シンガポールを拠点にライフスタイル、カルチャーの情報を発信するギャラリーショップEDIT LIFEさんでは、テーブルウェアやキッチンツールなど販売しています。ぜひサイトをチェックしてみてくださいね。

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