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ファンから跡継ぎを生み出すのは夢じゃない!大分の知られざる魅力を発信し続ける Oita Madeさんの話。

いつも画面越しに見ているネットショップのむこうには、
想いのつまった"モノ"とそれを届ける""たちがいます。
このコーナーでは、知られざる商品開発ストーリーや
お店の裏側に迫る現場レポートをお届けします。
大分県の原材料にこだわった食品や工芸品などを発信している「Oita Made」さん。カラメル編集部がお店を運営をしているNPO法人BEPPU PROJECTの熊谷周三さんに、知られざる大分県の魅力についてたっぷりお話いただきました!

別府市にあるOita Made Shopへやってきました。

別府駅から7分ほど歩いたところ、別府銀座商店街にOita Madeさんはあります。

別府駅から7分ほど歩いたところ、別府銀座商店街にあるお店。さっそく入ってみましょう。

たくさん商品が並んでいますね。

ここには、大分県中から集めた30点以上の商品があります。

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あっ「佐伯ごまだし」! これ、お取り寄せして食べたことがあります。ものすごくおいしいですよね。

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僕もハマりにハマってるんです! 冷や飯に熱々の豆乳をかけて少量のごまだしと梅干しをのっけて食べると…もう最高です。ハマりすぎて1週間でごまだし空にしちゃいました(笑)

NPO法人BEPPU PROJECTの熊谷周三さん

NPO法人BEPPU PROJECTの熊谷周三さん

今日は、ごまだしのほかにも、大分のいいものについて、いろいろ教えてください。

もちろんです! 全部について語っていると日が暮れてしまうので…濃縮してお話します。(笑)
 

たくさんありすぎて一言じゃ表せない大分の魅力。

Oita Madeはいつからはじまった取り組みなんですか?

2013年10月です。もともとはBEPPU PROJECTとして別府市の芸術祭のために動いていたのですが、プロジェクトを進めていくうちに地域の魅力とさまざまな課題が見えてきて、芸術祭とは別のアプローチで何かできないか?という話になりました。そこで別府だけではなく大分県全体の魅力、ものづくりを紹介するような取り組みとしてOita Madeをはじめたんです。

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「Oita Made」という名前にはどんな意味が込められているんですか。

大分県は地域によって環境の起伏が激しかったり、江戸時代には藩がたくさん分かれていて、それぞれの文化や農作物が個性豊かに発達した場所なんですね。

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このプロジェクトの名前も、最初は何か一言で大分県の魅力を表せるようなキーワードをにしようと思ったんですけど、多様であること自体が豊かさであり大分の魅力だなと思って、シンプルに「Oita Made」に決めたんです。

なるほど。ところでこのお店、駅から7~8分くらい離れたところにありますが、なぜこの場所に…?

いくつか理由はあるんですが、街の中を回遊してほしいという想いがあります。ここにお店があることでまわりの商店や街全体の魅力にも気づいてもらいたいんです。

ではいらっしゃる方のほとんどは、観光客の方ですか?

そうですね、観光客の方が多いです。あとは近所から「地元のおいしいものを贈りたい」とギフトを探しに来られる方もいらっしゃいます。

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生産者さんの哲学が見えると味も考え方変わってくる。

さまざまなアイテムがそろっていますが、どんなふうに集められたんですか。

オープンまでの準備期間、1年かけて車で大分県全土を回って、ひたすら食べたり現場を見たり生産者さんから話を聞いたりして「これは!」というものを集めていきました。

熊谷さん自身も、生産者さんにお会いしましたか?

そうですね、僕は立ち上げ期から携わっているので、ここにある3分の1くらいのものに携わっています。

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印象に残っている生産者さんはいらっしゃいますか。

どなたも印象深いんですけど、自分の考えを変えるきっかけとなったのは、しいたけ農家さんです。

しいたけ農家さん。

はい。しいたけの原木栽培がどんなふうに行われているかご存知ですか?

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うーん、想像がつかないです。

ホダ場」と言って、山奥に木を並べてそこに菌を植え込んでしいたけを作っているんですけど、僕はホダ場ツアーを企画したいくらい魅了されました。(笑)

ホダ場ツアー!

たとえば玖珠町の中村さんの育てるしいたけは、荒々しいワイルドなホダ場でつくられています。野生と人のせめぎ合い!みたいな空気なんですよね。

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一方、豊後大野市の小野さんのしいたけ整然としていてとても荘厳なホダ場で、まるで聖堂のよう。いくら森の中とはいえ食べものを育てるんだからやっぱり清潔にしないといけないという考えなんですね。

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おもしろい!同じしいたけでも考え方も生産地の風景もこんなに違うんですか。

そうなんです。生産者さんの個性が見えると、スペックだけじゃなくてその土地の方々の哲学や自然の豊かさ、そういったもの含めて品質なんじゃないかと気付かされますね。

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生産現場を知ることでたくさん発見があるんですね。しいたけのほか大分の特産品といえば、かぼすや焼酎なんか有名ですよね。

はい、焼酎でいうと麦焼酎がメジャーですね。でも調べてみると有名なお酒の銘柄でも主原料が大分県産ではなくオーストラリアの麦だったり。そういうことも多いんです。

そうなんですか!知らなかった…。

特産品といっても、実はその土地から生まれてないものがけっこうあるんです。おみやげとして、安定的に手に入れられる品質でたくさん売るためには必要なことなので、それがまちがっているとは思いません。ただ、ここでしか生まれないもの、ここでこそ生まれてくるものっていうのは、たとえ生産規模がすごく少なかったとしても、その土地の豊かさを生み出していけてる大事なプレーヤーだと思います。

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そういった方々が次の世代へバトンを渡して100年後も残っているようにするためにも、Oita Madeで取り扱う商品のルールとして主原料は必ず大分県産であることをすごく大切にしています。

 

まだまだあります。大分の知られざる魅力!

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